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エネルギー変換効率 [スマートグリッド]


SMA - the biggest producer of solar energy inverters

Let's be realistic and try the impossible.
(現実的になりましょう。そして不可能に挑戦しましょう。)


Modern_house_solar
Originally uploaded by lkarrowhead26
0:00 - 0:10

( 前回のつづき )

地球滅亡阻止計画のひとつとして
最も期待できるのが、スマートグリッド。
そして、その鍵を握るのが「エネルギー変換効率」。

Ten years ago, our inverters had
the efficiency of 90%.
Today, they're at 98%.
That's just short of the physical limit of 100%.
(十年前、我々の太陽光逆変換装置は90%変換効率がありました。
今日、それは98%となりました。
物理的限界である100%にちょっと届かないという値です。)

Gunther Cramer, Chief Executive Officer
0:37 - 0:52

同じことをするのに製品Aは1000ワット、製品Bは500ワットの電力を消費するのであれば、
製品Bのほうがエコである。

2030年までにCO2排出量を1/2にする目標には、
そういう製品を aggressive(積極的/攻撃的)に
生産/販売/購入/入れ替えすることも必要だろう。

We love challenges.
The future success of photovoltaics
relies on the technology
becoming more efficient,
more cost-effective,
and even simpler than it is today.
(困難に立ち向かうのが好きなんです。
太陽光発電のこれからの成功は
技術力にかかっています。
より効率的で、より費用対効果があり、
今よりずっとシンプルなものにならなければならない。)

Peter Drews, Chief Operating Officer
1:16 - 1:332

エコポイントをやっていたのはそのためだ。予算的に負担ではあるけれど、地球規模の問題。
solutions (解決策)のひとつとして国を挙げてやったのは勇気ある行動だった。

今後50%の削減目標を達成するためには、
エネルギーを無駄に使わない製品を開発/販売/購買することが必要。

そこで energy efficiency (変換効率)というのが鍵となる。

SMAのSunny Boyが98%という変換効率を持っているというのは凄いが、
問題は Solar panels/cells (太陽光パネル/電池)。

まだ15~20%しかない。実験上40%のものもあるらしいが、
これが98%とかになれば削減目標50%も少し近づく。
2019年の時点で「新記録達成」は36%

日本の技術力に期待したい。

つづく

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日本発のスマートグリッド、見えてきた! [スマートグリッド]




Solar Panels
Originally uploaded by
Advanced Solar Photonics

PV(Photovoltaics;太陽光発電)の時代が来る。

アメリカではオバマ前大統領が
A Green New Deal 政策を
精力的に推進し、
PVs の普及に努めていた
スマートグリッドを創造するために )。


https://en.wikipedia.org/wiki/Photovoltaics


YouTube にアップロードされた2時間16分28秒にも及ぶビデオ
GE and Google: plug into the smart grid の中で、紅一点のkelly さん(Kelly Speakes-Backman, Principal, RE GENeration Consultants LLC)が言っていた。
Unit 1-12 スマートグリッド: 5つのキーワード

What is happening, especially with what's been going on in the politics of late
and the incentives that are being put in, is it's doubling every year.
So by 2010 the expectation even in Today's economy two and a half times of that solar capacity. Going forward again, it's about two times more by 2013.
(今起こっていること、特に現政権の政策といくつかのインセンティヴの投入と共に、
その数は毎年倍増しています。それは、今日のような経済状態にもかかわらず、
2010年までには2.5倍の太陽光発電能力を確保できることを意味します。
より先を読むなら、2013年にはその倍になると考えられます。)

GE and Google: plug into the smart grid
21:02 - 21:26

まだまだ課題は山積み。しかし、確実に、急速に、太陽光発電(PV)の波はスマートグリッド構想と共に、
押し寄せて来ている。

しかもこれはアメリカだけの話ではない。世界中で起きている。

特にヨーロッパは国と国が隣接する地形もあってか、環境問題には敏感で、
様々な取り組みがなされている。
ドイツやスペインなど太陽光発電を積極的に導入しようとしている。



肝心の日本は?

日本のエネルギー自給率は2017年時点で9.6%
因みに、アメリカは92.6%。
2011年の東日本大震災があったから、
厳しい状態が続いている。


AICOT (Anti-Islanding Control Technology) について

太陽光発電の大きな課題、「単独運転」(Islanding)、を指摘し、
その解決策を提示しています。
個人レベルでなく、町レベルで「ソーラータウン」を考えたとき、
この問題が見えてきます
(個人消費者レベルではこういうことなかなか気付けませんよね)。



ごめんね
tears
Originally uploaded by kanonyobo

どのメーカーの製品/システムを購入するにしても、
安全第一。OMRONのAICOTは一考に価します。
PGSホームはオムロン製のPCSを採用しています
PCS=Power Conditioning System
ソーラーパワーコンディショナー)


巷には太陽光発電システムの安価輸入版も出回っているとか。
金額に惑わされず、安全性やアフターサービスなど、
トータルに、慎重に検討しないと、
後で周りの人を巻き込む大変な事故/災害につながりかねません。

思ったよりスマートグリッドの実現は複雑みたいです。


つづく


 〔この記事は2010年2月10日に書いたものを見直したものです〕






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