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ハムレットから学ぶ英会話上達法 [Unit 1 英会話上達法]

Unit1-15 ハムレットから学ぶ英会話上達法
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Do not saw the air too much
with your hand, thus,
but use all gently;
for in the very torrent, tempest,
and, as I may say,
the whirlwind of passion,
you must acquire
and beget a temperance
that may give it smoothness.

(中略)

Be not too tame neither,
but let your own discretion be your tutor...
(こういうふうに手をばたばたさせるな。
わざとらしい演技になる。
のこぎりで宙を切ってるみたいに〔じたばたするな〕。
情熱的な感情を表現する演技のなかにも
それをスムーズに、流れるように表現する繊細さを持て。

(中略)

かといって、おとなしすぎてもいけない〔直訳:飼いならされてはいけない〕。
自分の感性を師とせよ
。)

Hamlet, Shakespeare (シェークスピアのハムレット)より

tame という単語は「飼いならす」 つまり、野生を忘れた/押さえられた状態
(「完ぺきな人」参照)。
自分の分別、本能、直感をないがしろにしないで、
guide (ガイド;導き手;水先案内人)、
tutor (師)として進みなさい、と。

英語に限らず、習い事は Persistence/Consistency pays off. (継続は力なり) 。
続けるコツは、let your own discretion be your tutor. 
直訳すると「あなた自身の分別/判断力を自分の家庭教師としなさい」
前後関係から、こう理解する。
バタバタするわざとらしい演技(基礎/技術力を無視)ではダメ。
飼いならされたような/おとなしい演技(安定志向でチャレンジ精神ゼロ)もダメ。
基本的な技術(力)は押さえた上で、自分の感性を発揮し、自分の演技を見つけよ、
とシェイクスピアは説く。
Let your own discretion be your tutor. は
Let your own interests be your guide. にも聞こえる。
自分が今興味あることを compass (羅針盤;方位磁針;磁気コンパス)にして、
方向性をつかむ。あるいはそれを入り口に、英語の世界に飛び込む。
楽しくなければ続かない。
楽しくあるためには「興味」を活用する。
そして、それを知っている(あるいは発見できる)のはあなた(自身)。 

具体的には

1. アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアなどに留学する(これがベスト。
ただし、留学先で日本人とばかり付き合い、日本語ばかり話していたら、
10年たっても高度な英語は身に付かない)。

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Originally uploaded
by PENELOPE !!
2. 英語が母国語のボーイフレンド/ガールフレンドをつくる
(落とし穴は、仲が良くなると「あ、うん」の呼吸が生まれ、
言葉とか使わずともお互いを理解できるようになること。
良いことだけど、語学の習得には幅広い交流が有効。
相手が社交的な場合、彼/彼女を通して輪は広がるから、
相手次第ということかな)。

3. 英会話スクールに通う (プライベートレッスンが◎。
グループレッスンよりはるかに伸びが速い。) 

4. NHKのテレビやラジオで毎日勉強する(これは凄い根気と努力が必要で、
やれる人とやれない人がいる。かなり多くの人が「6日坊主」になる、3日くらいはつづく。
でも、これで英語話せるようになった人がいることも事実。) 

5. レンタルDVDやYouTubeで English subtitles (英語字幕)付きのものを選んで
語彙力をつける。
楽しみながら、文化も学べる。

などなど。自分に合った勉強方法見つけて、がんばって 




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